りょう先生のととのえ日記

【ととのえ日記 vol.75】  気分が晴れない・やる気が出ないのは「自律神経の乱れ」が関係しているかもしれません

【ととのえ日記 vol.75】 気分が晴れない・やる気が出ないのは「自律神経の乱れ」が関係しているかもしれません

2025年12月14日 11:23

「気分がずっと晴れない」

「やる気が出ない」

「何もしていないのに疲れてしまう」


そんな日が続くと、

「もしかして心の病気なのかな…」

と不安になりますよね。


結論からお伝えすると、

その“うつっぽさ”は自律神経の乱れが原因になっているケースも少なくありません。





なぜ気分が落ち込みやすくなるのか?




自律神経は「心と体の司令塔」



自律神経は、


  • 活動するときの神経(交感神経)

  • 休むときの神経(副交感神経)



この2つのバランスで成り立っています。


例えるなら、

交感神経=アクセル

副交感神経=ブレーキ


この切り替えがうまくいっていると、

人は自然に「動けて・休める」状態になります。





ストレスが続くと、アクセル踏みっぱなしに



ストレス・睡眠不足・生活リズムの乱れが続くと、

交感神経(アクセル)ばかりが働き続けてしまいます。


その結果…


  • 脳が休めない

  • 呼吸が浅くなる

  • 血流が低下する

  • 疲れが抜けない



という状態に。


心も体もずっと“戦闘モード”のまま。

気分が落ち込むのは、むしろ自然な反応なのです。





この状態を放っておくとどうなる?



「そのうち治るだろう」と我慢を続けると、


  • 朝起きるのがつらくなる

  • 集中力が落ちる

  • 眠りが浅くなる

  • 不安感が強くなる



など、日常生活そのものがしんどくなってしまうこともあります。


大切なのは、

“気合いで乗り切ろう”としないこと。





まずできる、体からの小さなケア




気持ちより先に「体をゆるめる」



うつっぽさを感じると、

「前向きにならなきゃ」と頑張ってしまいがちですが、

実はその順番は逆です。


まずは体から。



今日からできること



  • 朝、カーテンを開けて自然光を浴びる

  • 深く長く息を吐く(4秒吸って → 8秒吐く)

  • 背中を伸ばし、胸をひらく

  • 予定を詰めすぎない



これだけでも、副交感神経が働きやすくなります。





山岡鍼灸院でのアプローチ



山岡鍼灸院では、

「気分」だけを見るのではなく、

自律神経が乱れる“体の土台”に着目します。



施術で大切にしていること



  • お腹・背中・首まわりの緊張をやさしく整える

  • 呼吸が自然に深まる状態をつくる

  • 交感神経優位の状態から、少しずつ休息モードへ導く



「施術後、なんとなく気持ちが軽くなった」

「呼吸が楽になった」


そんなお声もよくいただきます。





うつっぽさは、弱さではありません



気分が落ち込むのは、

あなたが弱いからでも、性格の問題でもありません。


体が「そろそろ休ませて」と出しているサイン。


その声を無視せず、

体から整えてあげることが、回復への近道になることもあります。





こんな方は一度ご相談ください



  • 気分の落ち込みが続いている

  • 検査では異常なしと言われた

  • 薬以外の方法も探している

  • 自律神経を整えたい






山岡鍼灸院について



📍 島根県出雲市上岡田町

完全予約制・静かな住宅地にある鍼灸院です。

「おなかとこころの不調」にやさしく寄り添う施術を行っています。