
【ととのえ日記 vol.77】 首の重さ・アゴの疲れ・食いしばりは「自律神経の乱れ」から起きているかもしれません
2025年12月17日 10:04
「首がずっと重い」
「朝起きたら、なぜかアゴが疲れている」
「気づくと歯をグッと噛みしめている」
これらの症状、
実はすべて自律神経の乱れと深く関係しています。
結論からお伝えすると、
首こり・食いしばり・顎の緊張は“体が緊張モードから抜けられていないサイン”
であることが多いのです。
なぜ首こりは自律神経に影響するのか?
首は「自律神経の司令塔に近い場所」
首まわりには、
呼吸をコントロールする神経
姿勢を保つための筋肉
脳へ血液を送る重要な血管
が集まっています。
そのため首がこり固まると、
呼吸が浅くなる
脳への血流が低下する
体がリラックスできなくなる
結果として、
自律神経が乱れやすい状態に陥ります。
特にスマホやパソコンを長時間見る姿勢は、
首にとって「最大級の負担」になりやすいのです。
自律神経が乱れると、なぜアゴに症状が出るの?
ストレスや不安が続くと、
体は交感神経(身を守る・緊張モード)を優先します。
すると無意識に、
歯を食いしばる
アゴに力が入る
寝ている間に歯ぎしりをする
といった反応が起こりやすくなります。
これは、
「力を抜けなくなった体のクセ」のようなもの。
首のこり × アゴの緊張
この組み合わせは、
自律神経にかかる負担が表に出ている状態なのです。
放っておくと起こりやすい不調
首こり・食いしばりを我慢し続けると、
頭痛・目の奥の重さ
顎関節の痛みや違和感
耳鳴り・めまい
不安感・眠りの浅さ
など、症状が広がっていくことも少なくありません。
今日からできる「緊張をゆるめる」セルフケア
ポイントは、
力を抜こうとするより“抜ける状態を作る”ことです。
すぐできるケア
首の後ろを温める
上下の歯を離す意識(TCH対策)
肩甲骨をゆっくり大きく動かす
吐く息を長くする呼吸
首がゆるむ
→ 呼吸が整う
→ 自律神経が落ち着く
という良い循環が生まれやすくなります。
山岡鍼灸院でのアプローチ
山岡鍼灸院では、
首やアゴだけを見るのではなく、
なぜ力が抜けなくなったのか
なぜ首が緊張し続けているのか
を大切にしています。
施術の特徴
首・背中・アゴまわりをやさしく調整
呼吸が自然に深まる体づくり
自律神経が休める状態へ導く施術
「首だけじゃなく、気持ちまでラクになった」
そんなお声も多くいただいています。
首とアゴの不調は「気のせい」ではありません
首の重さや食いしばりは、
姿勢の問題だけでも、気合いの問題でもありません。
体ががんばりすぎているサインです。
どうかそのままにせず、
少しずつ“ゆるめる時間”をつくってあげてくださいね😌
こんな方は一度ご相談ください
首こりが慢性化している
食いしばり・歯ぎしりが気になる
顎の違和感が続いている
自律神経を整えたい
山岡鍼灸院について
📍 島根県出雲市上岡田町
完全予約制・静かな住宅地にある鍼灸院です。
「おなか・こころ・体全体」を整える施術を行っています。